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金に投資をするメリットとは?

金(ゴールド)投資には、通貨や有価証券が持たない多くのメリットがあります。
最大のメリットは、時代や場所に関係なく、常に普遍的な価値を持つことです。
化学的にも非常に安定していて錆びたり腐食する恐れがないため、長期間にわたり安全に保管することができます。
一般的に法定通貨や有価証券などの価値は、発行者に依存しています。

例えば法定通貨であれば中央銀行や国の政府、有価証券であれば発行元の民間企業や公的機関の信用によって、価値が評価されます。
もしも政府や中央銀行、有価証券を発行する組織の信用が失われてしまうと、通貨や証書は無価値な紙屑になってしまいます。
通貨や有価証券とは異なり、金の価値は特定の政府や組織に依存していません。
材料として高い価値が認められ、電気的・化学的に優れた特性を持っています。

そのため、宝飾品以外にも電子機器や医療用の材料に欠かせない素材のひとつです。
金は流動性が非常に高く、世界中どこの国や地域でも現地の通貨や米ドルなどと交換することができます。

火災や災害などで地金が変形したり溶けてしまったとしても、素材としての価値が損なわれることはありません。
金の価値は国の政府や世界のいかなる組織にも依存していないため、投資の世界では安全資産とみなされています。
もしも戦争やテロ、経済危機などが起こると、法定通貨や株、不動産などの価値は下落しますが、金価格は上昇します。

金投資は、リスクヘッジとして最も優れています。
金投資には他にもメリットがあります。
貴金属は鉱物の形で産出される天然資源で、埋蔵量や産出量が有限です。

一般的に法定通貨や株や債券などの有価証券は特定の組織が“自由に”発行することができるので、発行量が増やされると資産としての価値が損なわれてしまいます。
これに対して鉱物は埋蔵量が有限なので、資産としての価値が損なわれにくいという特徴があります。
自分の資産を安全に保管したい場合には、金投資が最も優れた方法です。

金に投資をするデメリットはある?

金投資には多くのメリットもありますが、デメリットも存在します。
金投資の最大のデメリットは、利息や配当が付かないことです。
通貨や有価証券は一定の期間保有し続けるだけで、利息や配当が付きます。
不動産投資も、土地や建物を活用して利益を得ることができます。
このため、金投資よりも他の投資を行った方が、効率的に資産を増やすことができます。
価格変動による利益を得るために投機的な売買取引を行うことも可能ですが、価格を予想する必要があります。

一般的に、金価格は米ドルを基準にして決められています。
このため、米ドルに対しての価格は予想しやすいのですが、日本円で取引を行う場合には米ドルに対する価格と同時に、円ドルの為替レートも考慮しなければなりません。
金価格は為替レートの変動で大きな影響を受けてしまうので、日本円で金取引を行って、短期的に利益を出すような取引は不向きです。

金投資には大きく分けて2種類の方法があります。
最もシンプルな方法は、現物(延べ棒やコイン)を購入して自宅で保管するか、業者に一定の保管料を支払って保管を委託することです。
現物を保管する以外にも、証券(ETF)または非特定保管の形で、運営会社が保管している金の所有権だけを売買する方法があります。
それぞれメリットとデメリットがあります。

現物を購入して保管すれば運営会社や他の組織が破たんしても資産が失われる心配がありませんが、保管のためのコストがかかってしまいます。
自宅で保管する場合には保管料が不要ですが、盗難のリスクがあります。
現物を受け渡しする場合は、取引手数料が高額になってしまうので、手軽に売買取引をすることができません。
証券化された金の所有権だけを売買する場合には手数料や保管費用がかかりませんが、運営会社が倒産すれば資産が失われてしまいます。

金投資にはメリットだけでなくデメリットもあります。
他の投資と組み合わせることで、メリットを引き出すことができるように投資を行うことが大切です。

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